母の歌と愛撫の歌
Mutter-und Kose-Lieder

母の歌と愛撫の歌

著者/フリードリッヒ・フレーベル(Friedrich Wilhelm August Fröbel, 1782-1852)
発行/Blankenburg bei Rudolfstadt, 1844
寸法/H28cm x W20cm
貴重書登録番号/MR342

歌や遊びで子どもの「神性」を引き出す、幼児教育の基礎

「Kindergarten(幼稚園)」という言葉を作ったのがフレーベル。本書は幼稚園を広げる活動を行っていた最中、母と子が会話するための絵本として書かれた。幼児教育で大事なのは、子どもが生まれながらに持つ「神性」を引き出すこと。そのためには大人の干渉ではなく子どもの自主的な活動が大事だとして、遊び道具である「恩物(おんぶつ)」を開発した。今でいう積み木などの玩具である。また、幼稚園には必ず子どもの遊び場となる庭が必要だとも説いた。

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