教育論
Some Thoughts Concerning Education

教育論

著者/ジョン・ロック(John Locke, 1632-1704)
発行/London, 1693
寸法/H18cm x W12cm
貴重書登録番号/MR80

「体育」「徳育」「知育」が重要と説いた、ジェントルマンの教育

精神性を重視してきた当時のヨーロッパで、ジョン・ロックが教育における「身体」の重要性を説いたのは画期的なことだった。現在の教育が知育・徳育と並んで体育を重視するのは彼の功績である。その教育論は“ジェントルマン教育”ともいわれ、英国紳士がポロやゴルフなどスポーツをたしなむことにも影響を与えた。またロックは、生まれながらの人間は「タブラ・ラサ(白紙の状態)」で、経験から「感覚」や「反省」などを得ていく、という経験主義を説いたことでも知られる。

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