ルイ14世銅板画 全23巻
Cabinet du Roi

ルイ14世銅板画 全23巻

著者/制作/ルイ14世の勅令による
発行/Paris, 1786
寸法/H63cm x W48(3巻のみH82cm x W57cm)
貴重書登録番号/MR629-651

権勢を誇るフランス王家の華麗な文化を緻密な銅版画で再現

太陽王と呼ばれ、ヴェルサイユ宮殿を築いたルイ14世。彼はフランス王家の権勢を知らしめるために、宮殿や芸術作品などを銅版に描くよう推奨した。これらは「カルコグラフィー(=銅版に書かれたもの)」と呼ばれ、カルーセル(騎馬パレード)や演劇、宮廷舞踏会、名画の模写など、当時の華麗な文化を知ることができる。銅版画制作はその後も続き、ルーブル美術館には、フランスで活躍した日本人・藤田嗣治や長谷川潔らの銅版画作品もある。

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