ウィルヘルム・ハイネの水彩画 4枚
Watercolor drawing by Wilhelm Heine

ウィルヘルム・ハイネの水彩画 4枚

著者/画/ウィルヘルム・ハイネ(Wilhelm Heine, 1827-1885)
発行/1853-1854
寸法/①「ルビコン河を渡る(旗山岬周辺)」H46cm x 85cm ②「ペリー提督の久里浜(強羅浜)上陸」H45.3cm x W84.1cm ③「ペリー提督の横浜上陸」H46.4cm x W84.4cm ④「ペリー提督の下田上陸」H45.4cm x W85cm
貴重書登録番号/MR1967-1970

ペリー提督とともに来航した青年画家の好奇心あふれるスケッチ

ウィルヘルム・ハイネはペリーとともに黒船に乗り、日本にやってきた画家である。久里浜への上陸・日米交渉といった歴史的出来事から、日本の風景、建物、暮らし、文化までを美しく緻密な絵に残した。それらの一部が『ペリー提督日本遠征記』に収録されている。26歳で日本にやってきたハイネは好奇心に満ちた多感な青年だったようで、自著の中で、富士山を見て感動し、相撲を見て喜び、混浴文化を知って困惑した様子を素直に綴っている。

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