目的に合わせて選べる科目群

福祉の実践力を身につける!

子育て支援・障がい者雇用支援・高齢者支援・まちづくり・商品開発・顧客対応など、社会のあらゆる分野で福祉の理念を実践できる人が必要とされています。

福祉実践学科では、福祉専門職の資格取得に必要な科目だけでなく、海外福祉事情やマイノリティ、障害学といった幅広く複合的に学べる科目を履修し、フィールドワークや福祉施設・一般企業での実習やインターンシップを通して、福祉の実践力を高めることができます。

ソーシャルワーカー(社会福祉士)とは何をする人?

この科目では、ソーシャルワーカー(社会福祉士等)の役割と意義について理解し、総合的かつ包括的な援助と多職種連携の意義と内容について理解をしていきます。

具体的には、ソーシャルワークの理念及び専門職の倫理について学ぶことを目的に、テーマ別によるディスカッションをおこない、実際の実践者との意見交換などをおこないます。

人が抱える多様な課題を社会で解決する理由を学ぶ!

この科目では、社会福祉学の基礎について知識を深め、実際の支援の状況や福祉制度の仕組みや内容、そして諸外国との比較について理解をしていきます。

具体的には、現代社会の福祉課題に関する内容についてデータなどから読み込み、理解を深め、解決方法などについて考察的視点から深めていきます。

文化の異なる人たちへの福祉には、なにが必要なの?

この科目では、異なる文化の中で暮らす人たちに対する支援方法について学びます。

また、自国の文化と異なる環境で生活する人たちの心理的、社会的問題に適切に対処していくためのソーシャルワーク・スキルも習得していきます。

多民族、文化の中で、人々はどのように生きるのか?

この科目では、社会福祉の意義を理解するために、社会におけるマイノリティについて学びます。

具体的には、障害者、高齢者といった狭義の目に見える福祉対象者に限らず、児童、女性、人種、人権などの事柄を視野に、さまざまな人間が共生できる社会とは何かを考えていきます。

子どもや家族の支援や制度サービスなどを知りたい!

この科目では、子どもの社会的位置づけについて子ども観の変遷をみた上で、現代社会の子どもの生活実態を、子どもと子どもをとり巻く環境の視点からとらえて把握します。

次に、子ども家庭福祉がどのような歩みを経てきたのか、度重なる法改正も含め国内外の動きも俯瞰します。

ソーシャルワーカー(社会福祉士)の支援ってなに?

この科目では、社会福祉を取り巻く今日的状況と求められるソーシャルワークに対する学びを出発点として、日本におけるソーシャルワーカーの国家資格である社会福祉士の役割や法的な位置づけ、ソーシャルワークの定義や原理・理念、および価値と倫理について学びます。

また、ソーシャルワークの歴史的変遷やソーシャルワークを巡る状況についても触れます。

社会の中にある「障害」とは何かその問いを深める!

この科目では、心身機能の状態や、社会の中にある障害とは何かについて、ICFの概念に基づき、個人と心身の機能及び構造(障害種別による違い)との関係について理解を深めていきます。

また、障害のある人を支える社会システムの概要と、障害者福祉の主要概念・理念・歴史的経緯・社会システム上の問題について解説をしていきます。

海外の社会及び福祉事情、そして多文化社会を学ぶ!

この科目では、移民国家で多文化社会を擁するオーストラリアの社会と福祉事情を概観し、その長所や問題点を考察していきます。

特に比較の視点をもって日・豪両社会の福祉政策と現状を検討することにより、他者に対する支援の在り方を考え、日本社会で福祉の専門家を志す者としての問題意識を養うことを目的とします。

生活を豊かにする福祉機器などを見たい!使いたい!

この科目では、種類、構造、機能、改造方法および使用方法などの概要を学び、また学生自身が本学に設置されている福祉機器等を、利用、体験することで、利用者に対する有効性を探り、 生活の現状を理解し、福祉分野での機器工学の基礎知識や技術を理解していきます。

精神障害のある人の暮らしを支える方法を知りたい!

この科目では、就労・生活困窮・医療観察法・相談支援・居住支援などの精神保健福祉関連施策の特徴と関連性について理解し、ライフステージにおけるメンタルヘルスの課題や支援の在り方について学びます。

高齢者を支援するための法律やサービスなどを学ぶ!

この科目では、社会福祉士や福祉専門職として必要な高齢者福祉政策・制度や支援方法について学びます。

具体的には、初めに社会の高齢化の変遷とその影響を学び、次に介護保険法や老人福祉法・関連法を理解していきます。そして、そのうえで高齢者支援に携わる専門機関や専門職、高齢者の支援について学びを深めていきます。

一般企業で働くときに自分の福祉力を高めたい!

この科目では、実際の職業体験を通して社会や組織の規範、ルールを学習し、社会的役割についての認識を養います。

特に、障害者雇用の受け入れもしくは顧客対応ができる力、社会福祉の視点を一般企業の中でいかせる力、さまざまなニーズを持つ人と連携・共同・協働する力を身につけることを目的に、障害者雇用を行っている企業、特例子会社、福祉系関連企業・団体でインターンシップをおこないます。