沖縄研修報告  沖縄の歴史と現在を学ぶ

沖縄研修報告

沖縄の歴史と現在を学ぶ――沖縄の問題ではなく、日本全体の問題として2014年9月1日から3日にかけて、学生有志5名を引率して沖縄研修にいってきました。研修の目的は、普天間基地の移設問題をはじめとする米軍基地問題を抱えている沖縄を直に歩いてみることで、これが沖縄の問題ではなく日本全体の問題であることを知ってもらうことにあります。

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研修のハイライトは2日目。まず午前中に宜野湾市にある沖縄国際大学を訪問し、佐藤学先生の案内で校舎の屋上に登らせていただき、大学に隣接する普天間基地を見学させてもらいました。その後の佐藤ゼミの学生との意見交換では、自分たちと同じ大学生が、基地の隣にあるキャンパスで、自分たちと変わらない学生生活を過ごしていることの意味について深く考えさせられました。
午後は普天間基地の移設予定地である辺野古に行き、地元住民の案内で埋め立てられる海を見てきました。辺野古住民の海に対する思いと、移設に反対しつづけることの難しさを深く学ばされました。
本土にいる限り、沖縄の情報は断片的に、誇張された形でしか伝わってきません。しかし、一度でも沖縄に行き、自分で見て、聞いて、感じて、考えた経験があれば、その情報の裏にあるものが見えてきます。2015年度も沖縄研修は計画しています。みなさんの参加をお待ちしています。
(熊本博之)

 

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苦難の歴史を歩んできた沖縄
太平洋戦争後の沖縄の日本国復帰と平和な社会の実現をめざし、生涯命をかけて闘った元衆議院議員の瀬長亀次郎氏の資料館「不屈館」が非常に印象的でした。そこでは、当時記者であった瀬長が、アメリカから何度も圧力をうけながらも、「不屈」の精神で祖国復帰に尽力し、政治家に転身してからは那覇市長に当選、そして沖縄県初の国政参加選挙で沖縄県民から絶大な支持を集めて衆議院議員に当選したこと等が、瀬長が残した資料やパネルなどによって展示されていました。
資料の中には、支持者から寄せられたハガキや封書が山のように積まれて展示されており、その人気の高さが伺えました。しかもこの資料館では展示しきれないほどの資料がまだまだご自宅に保管されているとのことでした。
沖縄が経験してきた戦後の歴史がいかに大変なことであったのかを、現代人なりに微力ながら感じ取ることのできた沖縄研修となりました。
(3年 藤井秀樹)

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