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人間社会学科卒業の明星大学職員として

瓜生 久

1998年度卒業 岩上ゼミ

 1994年、人間社会学科の前身である社会学科に入学しました。社会で起きる諸問題への関心が強い学生が集まった学科の特性もあり、ゼミ活動は非常に活発で、通常の講義時間では収まらず昼休みも潰してゼミ生同士の議論することもしばしばでした。こうした議論の活発なゼミ活動のお陰で、自分の考えをハッキリと伝える力や他者の意見を聞く力が養われ、現在でも社会で求められている「コミュニケーション能力」を培うことができたと思っています。

 大学を卒業してからは、3年間の金融機関職員を経て、2001年より母校・明星大学の職員になりました。現在、止まらない少子化に加え、新型コロナウィルスの蔓延など大学を取り巻く問題は一層厳しさを増しています。こういう時代だからこそ、学生時代に培ったコミュニケーション能力を活かし、学生に寄り添っていければと思っています。それが本学科を卒業した私にできる母校への「恩返し」だと思っています。

現在は図書館勤務

ゼミ合宿途上で立ち寄った八ヶ岳・清泉寮にて