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2020年3月11日

機械工学専攻 修了生の研究成果が国際誌に掲載されました

2018年度機械工学専攻修了生 森 裕太さんが在学中に取り組んだパルス管冷凍機に関する研究成果が、国際誌International Journal of Energy Research (Impact Factor=3.34)に掲載されました。

発表者:Yuta Mori, Yoshikatsu Hiratsuka and Kazuhiro Hamaguchi
タイトル:Effect of expander shape on cooling characteristics by using a model pulse tube refrigerator, International Journal of Energy Research, Vol.44, Issue 3 (2020) (DOI:10.1002/er.5282).
日本語訳:模型パルス管冷凍機を用いた膨張器形状の冷却性能への影響

研究概要:
パルス管冷凍機の冷却特性は膨張器形状に大きく依存する。本研究では、作動ガスに大気圧空気を使用した模型イナータンスチューブ型パルス管冷凍機を開発し、本冷凍機を使用して4種の膨張器形状(インライン、L、L-L、同軸)の冷却性能への影響を実験的に調べるとともに、数値解析による評価も行っている。その結果、L字膨張器の性能が最も高く、同軸膨張器の性能が最も低いことがわかった。さらにCFD解析を実施し、作動ガス流れによってもL字膨張器の優位性を確認することができた。

関連資料
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