機械工学系

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2013年4月1日

2013年度理工学部新入生の皆様へ(学部長メッセージ)

物質的に豊かな日本は、理工系研究者・技術者の切磋琢磨によりもたらされましたが、豊かさに相反する原子力発電所事故、トンネル内天井板の落下事故、さらには地球規模での環境破壊などの弊害も、理工系研究者・技術者に依存しているのです。このような状況を創り出すのも、また防ぐのも皆さんです。この予測困難な時代、皆さんの前には答えのない課題が溢れてきます。この課題を解決するには、受け身の学修経験ではなく、無形の知識をしっかり身に着け、自らが主体的に学び、そして創造できる力をつけなければなりません。
さて、創立者・児玉九十先生が1964年4月に開学した明星大学は、単なる学問技術の練磨をもって満足することなく、科学する心をもった道義心の強い技術者の養成を行い、国際的に貢献する心構えをもって国内外で活躍できる技術者となれる人を育成することを目的に、理工学部5学科(物理学、化学、機械工学、電気工学、土木工学)により設立されました。本学部は近年の社会情勢に基づき2010年度より1学科6学系(物理学、生命科学・化学、機械工学、電気電子工学、建築学、環境・生態学)体制に改組しています。その人材養成の目的は、技術立国日本を支え、人類の豊かさに貢献するため、幅広い教養と、理学と工学の知識と技術を基礎とした「科学する心」を持ち、自ら考え行動できる道義心の強い技術者を育成することにあります。その教育体制は、基礎学力を徹底して身につけるとともに幅広い理工系の基礎専門教育を通じて自己目標を見出し、専門分野の特定ができるよう系統化されています。
その教育システムは、“学びの火をつけるための教育”を行い、あわせて問題発見・解決の能力を育成するため、6学系を融合した学系横断型の実験実習ならびにプロジェクト科目を配し、さらには各学系の専門分野においても体験教育を通じた知的好奇心を刺激するカリキュラムを構成しています。
新入生諸君は、本学での誠実なそして真摯な学び、建学の精神である 1.和の精神を基にした教育、2.心のこもった手塩にかける教育、3.校訓「健康・真面目・努力」、4.世界に貢献する人の育成 を通じて、生きがいのある人生を送れるよう切磋琢磨の上、人類の幸福に役立つ道を見つけ、その道において自分の人生を設計し、そして社会に貢献できる尊い人になっていただきたい。命運は自分の考え一つです。

2013年4月1日
理工学部長
濱口 和洋