機械工学系

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2021年11月12日

機械工学系の学生が「流れの夢コンテスト」で一樹賞を受賞しました

2021年11月8日(月)~10日(水)、コロナ禍のためにオンラインにて開催された日本機械学会・流体工学部門企画「第19回流れの夢コンテスト」に、「プロジェクト6」の受講生(機械工学系 流体工学研究室3年生6名)が参加し「一樹賞」を受賞しました。(全国から3作品がエントリー)

本学の「一樹賞」受賞は2年連続4回目です。

『魅せる!流れの美しさ』をテーマにコンテストが開催され、応募作品の中から、最も総合評価の高い作品を「最優秀賞」、ユニークな発想で見る人に感動を与えた作品を「一樹賞」、その次に総合評価の高い作品を「優秀賞」として表彰されます。(各賞1作品ずつ)

■本学参加チーム

【チーム名:プーさんファミリー】一樹賞受賞

作品タイトル: 昇り龍

概要:炎を回転させて発生する火炎旋風にホウ酸などを混ぜ、色の変化を観察したり、煙を回転させて発生する渦の仕組みについて実験しました。

参加学生:田中 実(チームリーダー)、青山 聖、赤井 俊哉、児玉 朋矢、棚井 優太、山中 嶺

流れの夢コンテストのホームページ(外部サイト)

2021年11月10日

高尾山での SDGsプログラム(生物多様性の認識と社会教育施設との連携)の実施報告

2021年10月28日(木)、教職科目「理科教育法 2」および「環境教育論」(理工学部総合理工学科 和田 薫 特任教授担当)の受講生(理工学部と教育学部の2・3 年生23名)を対象に、小中学校でSDGsプログラムを実施する際の実習補助者(インタープリター)の事前学習を実施しました。

和田特任教授は、高尾 599 ミュージアムおよび高尾ビジターセンターと連携し、八王子市内の中学校にて生物多様性の学習を支援しています。今回の実習では、SDGsの目標の一つである「陸の豊かさを守ろう」をテーマに、高尾山における生物多様性の授業実施を想定して行いました。 当日は、高尾 599 ミュージアムで高尾山の動植物に関する動画や動植物標本を見学した後、高尾山の尾根道にてムササビの食痕のついた葉や枝を採集、観察しました。登頂後、山頂の高尾ビジターセンターで動植物の共生をテーマとした講義を受けることで、小中学校での指導者に向けた実践的経験を積むことができました。

2021年11月8日

電気工学専攻、電気電子工学系の学生が電気学会の合同研究会で研究発表しました

電気工学専攻 博士前期課程1年生 菊池 孝志さん、電気電子工学系4年生の秋山 拓真さん(いずれも石田 隆張研究室)が、2021年11月2日にハイブリッド形式で実施された「電気学会システム/スマートファシリティ合同研究会」にてオンラインで研究発表しました。本研究会は電気学会の電子・情報・システム部門と産業応用部門という2つの異なる技術部門がコラボレーションをして実施している技術横断研究会です。

  • 発表タイトル:3次元力覚感知型圧電ディスプレイの試作と検討
  • 発表者:菊池 孝志
  • 発表タイトル::パワーエレクトロニクス回路におけるノイズ測定方式の検討
  • 発表者:秋山 拓真

また、電気電子工学系 石田隆張 教授も同研究会にて対面形式で研究発表しました。

  • 発表タイトル:COVID-19に伴う緊急事態宣言の期間における電力需要量の傾向
  • 発表者:石田 隆張

システム/スマートファシリティ     合同研究会について

2021年10月25日

物理学系の学生撮影の動画がテレビ朝日「報道ステーション」で使用されました

2021年10月20日(水)放送のテレビ朝日「報道ステーション」内の気象情報コーナーに物理学系 枡本 晴希さんが撮影したオリオン座流星群の観測動画が使用されました。枡本さんは天文系の小野寺 幸子研究室に所属しており、自身のTwitterに赤外線カメラで撮影した星空の様子を定期的に投稿していました。今回の動画はTwitterに投稿された動画の一つで、テレビ朝日のスタッフの目に留まり、報道される運びとなりました。

該当動画(枡本さんのTwitterより):

2021年10月11日

機械工学系「第19回 学生フォーミュラ日本大会2021」結果報告

 2021年8月24日(火)~9月2日(木)、オンラインにて開催(静的審査)された「第19回 学生フォーミュラ日本大会2021」に機械工学系の学生を中心に構成される「明星大学フォーミュラカープロジェクト(STAR2021)」(4年生6名、3年生8名)が参加しました。結果は全62チーム中総合順位が43位でした。

 本プロジェクトが始動した際は、感染症対策として大学に通学することができず、先輩から知識や製作技術の引継ぎが思うようにできませんでした。また、2020年度の学生フォーミュラ日本大会も中止になり、大会に臨む経験値が少ない中での挑戦でした。

 今年度は動的審査出場をチームの目標として、設計・製作の工程を見直し、設計・製作にかかる時間の削減に注力しました。今年度の大会では動的審査は中止となりましたが全ての静的審査に参加することができ、日本自動車工業会会長賞を受賞(全62チーム中29チームが受賞)。動的審査は中止でしたが、静的審査に向けて書類作成を経験できたことは来年以降の本プロジェクトに繋がっていくと考えています。

関連資料

全日本 学生フォーミュラ公式サイト





2021年10月7日

環境システム学専攻の卒業生が大気環境学会にて論文賞を受賞しました

 2020年度環境システム学専攻卒業生 伊藤 美羽さんが在学中に執筆し、大気環境学会誌(55巻4号)に掲載された論文が、第62回大気環境学会年会総会(9月16日開催)にて大気環境学会 論文賞(技術調査部門)を受賞しました。本受賞が「学生・若手部門」ではなく、一般を対象とした「技術調査部門」であったことも特筆事項であり、本論文の成果が持つ、大気環境研究の推進に対する期待の大きさも伺えます。

論文タイトル:「大気質モデルによるPM2.5硝酸塩の再現性向上を目的としたアンモニア排出量の更新」

著者:伊藤 美羽(2021年3月博士前期課程修了。現在 株式会社エックス都市研究所)

   櫻井 達也(明星大学)

   森川 多津子(日本自動車研究所)    

   茶谷 聡(国立環境研究所)

論文情報

論文掲載時のニュース

2021年10月7日

機械工学専攻の大学院生が日本設計工学会2021年度秋季大会で研究発表しました

2021年10月1日(金)、2日(土)、オンラインにて開催された「日本設計工学会 2021年度秋季大会研究発表講演会」(公益社団法人 日本設計工学会主催)で、機械工学専攻の大学院生4名が研究発表しました。

  • 発表タイトル:UnityとROSを用いたVR空間と現実空間におけるレスキューロボット用マニピュレータの制御実験
  • 発表者:徐 齊焄(博士前期課程1年 山崎 芳昭 研究室)
  • 発表タイトル:CFRP製フライホイール成形に向けた一方向炭素繊維の含浸特性調査
  • 発表者:佐野 寛(博士前期課程1年 小山 昌志 研究室)
  • 発表タイトル:移動はり式ヨーダンパ支持構造のCFRP化による軽量化案
  • 発表者:七海 勇輝(博士前期課程1年 小山 昌志 研究室)
  • 発表タイトル:FRPの機械特性へ難燃性フィラーが及ぼす影響
  • 発表者:菅井 美柚(博士前期課程2年 小山 昌志 研究室)

関連資料

2021年8月6日

GIGAスクール構想に関連したオンラインによるイカの解剖実習の実施報告

 理工学部総合理工学科 和田薫特任教授が担当する教職科目「理科教育法3」にて、能登里海教育研究所の浦田慎先生を講師に迎え、Zoomによるイカの解剖実習を実施しました。

 和田特任教授は情報学部情報学科 福田光一教授と共同して、文部科学省 GIGAスクール構想における授業推進に関連したオンラインでも可能な海洋教育について研究しており、2022年2月には、西東京地域の中学校においてイカの解剖実習をオンライン授業で実施する予定です。今回の実習は、そこで中学生の実習補助者(インタープリター)を務める学部3・4年生約20名を対象に事前演習として実施しました。

 実習では学生がモニターでZoomの画面を見ながら、イカを含めた軟体動物の進化や、イカの生態や特色、そして環境への適応と体の構造との関連について浦田先生の説明を受けた後、解剖を通して器官の特徴とその確認方法を学びました。

 また、能登里海教育研究所から送られた資料をもとに、イカ漁業や漁獲量の変動など社会科に関連する内容を学び、中学校での授業に向けた事前準備をすることができました。

2021年8月3日

環境科学系 上本常勤教授が監修したISO分析法規格が発行されました

 環境科学系 上本 道久 常勤教授がプロジェクトリーダーを務めた、ろう付け性の評価方法に関する国際標準規格(ISO規格)が2021年3月に改正規格として発行されました。ISO規格とは工業製品の寸法や材質、試験法や分析法などを標準化し、文書にまとめたものです。

 金属材料同士を溶かさずに、別の合金を接着剤として接合させることを、ろう接といい、どの程度確実に接合しているかを評価することは、産業界において重要です。本規格は、日本提案の国際標準規格として数年に及ぶ審議を経て発行に至りました。新しく開発した簡便な試験方法を取り入れた同規格は、自動車や航空機から家電まで、あらゆる金属製品の接合のための評価法として重要視されています。

標準規格のタイトル

ISO 5179: 2021 Investigation of brazeability with spreading and gap filling test

2021年7月27日

機械工学専攻の大学院生が国際シンポジウムIEEE/ASME/AIM2021で研究発表しました

2021年7月12日(火)~16日(金)、デルフト工科大学(オランダ)を主催校としてオンライン開催されたIEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Mechatronics (AIM2021)にて、機械工学専攻 博士前期課程1年生 徐 齊焄さん(山崎 芳昭研究室)が、5月に査読採択された講演論文を口頭発表しました。20回目の開催となるこの国際会議は、高度なインテリジェントメカトロニクスに関する研究者が世界各国から集まる著名な国際会議です。(基調講演4件、口頭発表162件(採択率:64%)、ポスター発表9件、26ヶ国参加)

研究発表について

・タイトル

「A Study for Detecting Disaster Victims Using Multi-Copter Drone with a Thermographic Camera and Image Object Recognition by SSD」

(サーモグラフィカメラとSSDによる画像オブジェクト認識を備えたマルチコプタードローンを使用して被災者を検出するための研究)

・発表者

Wataru Hoshino, Jaefun Seo, and Yoshiaki Yamazaki

・研究内容 地震災害などで倒壊した建物内に残された被災者を自動発見することを目的に、小さなマルチコプタードローンと画像認識システムを使用したシステムを開発しました。最初に、リアルタイムの物体認識可能なSingle Shot MultiBox Detector(SSD)という深層学習モデルをKeras(機械学習をより簡単に使うためのライブラリ)上で動かし、一般公開されている学習済み重みファイル(weights_SSD300.hdf5)を用いて被災者発見を試みました。しかし、全身を反転させた状態での認識精度が著しく低くなることが明らかとなりました。この欠点を改善するために、人の体温も識別できるサーモグラフィカメラ画像を用いた深層学習を実施し、新たに作成した認識モデルにより、全身および反転した全身状態での認識精度が大幅に向上することを明らかにしています。

IEEE/ASME International Conference on Advanced Intelligent Mechatronics (AIM2021)公式サイト