機械工学系は,おもに29号館の設備を使用しています.ここでは,機械工学系の学生が実習で使用している部屋や設備などをご紹介します.
機械工学系の学生がパソコン上で設計を行うCADを使用できる部屋です。2年次には3D-CAD、3年次には設計製図1、2の講義で学ぶとともに、卒業研究においても自らの研究に必要な装置等の設計にも利用でき学生2名に1台の割合で設置してあります。また、併設する部屋には、CADで設計したデジタルデータをもとに形を作る3Dプリンターが2台、CADデータをもとに機械加工するCAMも設置してます。
機械加工の要である旋盤を学生2名あたり1台設置してあり、2年時のものつくり1、2で実際自分の手で加工をすることを体験するとともに、卒業研究等での研究に必要なものを自ら機械加工することを可能としております。
手動で行う機械加工ではなく、現在のものつくりには欠かせないコンピュータ制御で精密な加工を実現する工作機械が設置されています。自動工具交換機能を有し、コンピュータ数値制御によって複数の機械加工を可能とするNCフライスや、ワイヤーに電流を流し、一般的に切削では困難とされる板材や金属の精密加工を可能とするワイヤーカットを用いて、実際のものづくりの現場と同レベルの機械加工を学ぶことが可能です。
学生がレポートや課題をすることができるスペースになっております。同じ階に教員の居室があることで、学生と教員が近い距離間で学問的な交流を可能とするために設置しております。また、同じ階には大学院室もあり、プレゼンテーション等の練習を可能とする設備も整えてあります。
パノラマ表示には,Pannellumを使用しています.