生体触媒化学研究室(松本研究室)

30号館のB108およびB109は,生命科学・化学系 生体触媒化学研究室(松本研究室)の実験室及び学生室です.
生体触媒化学研究室では,生物から取り出した「酵素」を使って有機合成を効率よく行おう,という研究をしています.酵素は化学反応を触媒するタンパク質で,通常の化学工業で用いられているような「有機溶媒,加熱」といった条件が必要なく,室温の水溶液中で非常に高効率かつ高選択的に目的物のみを生成することが知られています.これを化学工業に応用できれば,より環境負荷が少なく,エネルギーの無駄も少ない合成法に繋がると期待されます.


実験室の様子です。様々な物質を合成することができます。特に、インキュベーター3台と低温反応装置2台があり、一定温度での反応が容易です。化学実験が好きな人は、ぜひ明星大学の生命科学・化学系へ!

 


実験室の隣にある学生室の様子です。分析装置(液クロ、ガスクロ、赤外吸収、分光計、旋光計等)があります。卒業研究では,化学企業や製薬企業でもよく用いられるこれらの分析機器を活用しますので,それらの企業で必要となる実験技術を実践的に身につけることができます。

 
 
 
 
 
 
 

戻る

 
 
 

 
 
 
 
 
パノラマ表示には,Pannellumを使用しています.