機械工学専攻 |
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機械工学は、人類が文明の初期に、道具を使うことを覚えたことを端緒として発展し、現在の複雑な文明を支えるためもっとも必要性の大きな機械技術の基盤を提供する工学である。機械工学の応用分野は、半導体の製作や生物工学に応用されるマイクロマシンから、物資や人間の世界中への高速輸送を可能とし、人間の経済的発展に貢献している自動車や鉄道ならびに航空機まで、多様に存在する。21世紀に入って、われわれは従来唯一の目標としていた経済的成長の追及やゆたかな資源浪費型の生活から、資源循環型の環境に配慮した福祉社会への転換を迫られている。この領域でも、資源やエネルギーのリサイクル装置の開発や福祉を目的としたロボットの研究、省エネルギーを目的とした新しい形式のエンジンや環境にやさしい材料開発などの分野において、機械工学は多くの適用範囲を持っている。
機械工学専攻では、このような機械工学のさらなる発展を目的に、専門分野の境界領域への拡大や教育、研究の高度化を目指している。修士課程の教育カリキュラムに、大学院における高度な教育を意図した科目として、特論の科目をおき、学部の機械工学の知識をさらに高めている。また、演習・実験の科目においては、大学院独自の教育方針にしたがって、教育と研究の橋渡しを行うことを目的として授業を行っている。大学院においては、研究を大学院学生自身の力で行うことをもっとも重視している。このため、修士課程の2年間を通じて、特別研究T、Uの科目をおき、担当教員の指導のもとにきめられたテーマに従って研究を行う。研究成果は、積極的に外部の学会等に発表することを推奨している。また、2年間の研究の成果は最終的に修士論文としてまとめ、大学院担当教員全員による厳密な審査をうけることになっている。さらに、優秀な研究者を育成するため、博士課程がある。ここでも、研究業績の豊富な担当教員が的確な教育、研究上の指導を行う体制を整えている。
研究、教育を行うために、各分野にわたって、下記のような最新の研究設備を備えている。
衝撃波プラズマ可視化解析装置、流れの可視化煙風洞、翼列風洞、3分力天秤付き低速風洞、大型衝撃波風洞、変動流の画像、波形同期出力、解析システム(略称 ISODAS)、振動燃焼シミュレーション装置、熱音響発振器、スターリング極低温冷凍試験装置、シートフラッター試験風洞システム、二次元流動層試験装置、スターリングエンジン発電機、相変化高速可視化装置
マシニングセンター、NC機運動精度測定装置、水晶圧電式3分力測定装置
高速度試験機、真空高温低サイクル疲労試験機、直動ボールガイド耐久試験装置、負荷応力繰返し速度可変型曲げ疲労試験機
鉄道模型車両走行試験装置、倒立振子試験装置、産業用多関節ロボット装置、XYアクチュエーター
日本機械学会、日本金属学会、精密工学会、日本材料学会、日本複合材料学会、日本材料強度学会、燃焼学会、日本伝熱学会、エネルギー資源学会、日本原子力学会、日本流体力学会、日本設計工学会、日本図学会、自動車技術会、日本経営工学会、日本風力エネルギー協会、日本数学会、日本数学教育学会、日本統計学会、ターボ機械協会、 日本ガスタービン学会、日本混相流学会、可視化情報学会、日本冷凍空調学会、空気調和衛生工学会、 日本舶用機関学会、低温工学協会、AmericanSociety for Metals、日本生活支援工学会、日本看護科学学会、日本人間工学会