心理学部のカリキュラム概要

科学的・実証的な卒業研究の完成を通じて、
心理学の知識と技能を修得する

心理学部のカリキュラム概要

科学的・実証的な卒業研究の完成を通じて、心理学の知識と技能を修得する

1年生:心理学の基礎を知る

心理学概論A・B(必修科目)

 心理学には、様々な専門分野があります。各分野の専門的な内容について深く学び、研究を進めて行く前に、まずは心理学全般に関する基本的な知識を身につけておく必要があります。「心理学概論」では、年生に心理学の全体像を把握させることを目的として、学年を半数に分けた少人数クラスで授業をおこなっていきます。

 

心理統計法1・2(必修科目)

 心理学では、主張の根拠を示すために、統計という手法を用いますが、その基礎は数学です。「数学は苦手」という人でも、努力を続ける自信があるなら、心配はいりません。「心理統計法」では、少人数クラスで学生一人一人の理解に配慮しながら授業を進めています。毎回の授業に真剣に取り組むことができれば、必ず理解できます。

 

心理学研究法(必修科目)

 心理学の研究を科学的に進めるための具体的な手続きのことを、「心理学研究法」と呼んでいます。科学的な卒業研究を完成させるためには、様々な研究法を理解しておく必要があります。この講義では、複数の教員がそれぞれの専門領域に応じた研究法を解説します。

 

年生から学べる基幹科目(選択科目)

 心理学の多様な専門領域について、専任教員が各自が担当する専門領域の基礎的なトピックスを中心に解説します。

2年生:心理学の方法を修得する 

心理学実験法(必修科目)

 「自力で論文を書けるようになること」を目指した、少人数グループでの実習です。実験でデータを収集し、コンピュータを使って統計的な分析を行い、結果をグラフに示し、レポートを作成します。この授業では、集合時間や提出期限を守ること、論文の書式に従うこと、わかりやすい文を書くことなどを学びます。ですからこの授業は、論文作成や研究の基礎練習であるだけでなく、「社会人としての基礎を身につける訓練」でもあると言えます。

 

心理学検査法(必修科目)

 臨床や教育の現場では、人間を理解する手段として、知能検査や性格検査に代表される「心理検査」が実施されます。これらの検査については、実施の手順だけでなく、その検査がどのような仕組みで人間を捉えているのか理解しておくことが重要です。この授業では、様々な心理検査の理論的背景について学んだうえで、少人数のグループで心理検査を実施し、その結果の分析を体験してレポートを作成します。

 

2年生から学べる基幹科目(選択科目)

 心理学を幅広く学び、3年生以上で所属する「専門演習」(ゼミ)を自ら選択するのに必要な知識を身につける上で重要です。

3年生:専門的な学びを深め研究を開始

専門演習1(ゼミ:必修科目)

 3年生からの2年間にわたって、同じ専任教員が指導するゼミに所属し、各自の関心に従って自主的に研究を進めます。グループでテーマを決めて調査研究をするゼミや、学生一人一人が個別に実験を行うゼミなど、指導方法は教員によって異なります。学生が教員の指導のもとで企画した学外合宿研修や学内セミナーを実施するゼミもあります。

 

学生自主企画・運営によるゼミの授業外活動
 学外合宿研修や学内セミナーなど、通常の授業には収まりきらない学びのためのさまざまなゼミの活動を、学生が教員の指導のもとで企画・運営します。集中的な研究発表や研究領域を共有する他大学との恊働など、多彩な活動が展開されています。

 

年生から学べる発展科目(選択科目)

  基幹科目を基礎として、より専門性の高い講義を行ないます。学生は、履修モデルの垣根を超えて、どの発展科目も履修することができます。

4年生:卒業研究を完成して学会で発表

専門演習2(ゼミ:必修科目)
卒業研究(必修科目)

 3年生から引き続き同じ専任教員の指導を受けて、自主的に卒業研究を進め完成させます。そして、その研究成果を「明星大学心理学会」で発表します。

明星大学心理学会 《全学年が参加する教育プログラム
 心理学科の全学生と教員が一同に会して開催する学会です。4年生は、学びの総まとめとして卒業研究を、3年生は、中間報告としてゼミでの研究成果を発表します。1年生や2年生にとっては、将来どのゼミに進み、どんな研究をするのか、実例から学ぶ機会となります。心理学の専門的なテーマについての 教員による講演や、大学院生の研究報告会なども開催されます。