空気シャワー中心部の時間構造や粒子の揺動を観測するにはシンチレーション検出器では検出器のシステムレスポンスよりも空気シャワーが検出器を通過するほうが速いため、より時間分解能が優れた検出器が必要となります。そこでシンチレーション光(発光時間約3ns)とは発光機構が異なるチェレンコフ光(発光時間約3ps)を利用したチェレンコフ検出器を使用することで、空気シャワー中心部の時間構造や粒子の揺動についての研究をしています。
  チェレンコフ検出器の容器は0.25m2シンチレーション検出器と同じものを使っており、発光体としてUVアクリル板を使っています。また、光電子増倍管はシンチレーション検出器で使われているものよりも立ち上がり時間が速いものを使い、より正確に粒子到着時間を測定するため、容器内面に黒いラシャ紙を貼りつけ、荒いサンドペーパーで処理を施す事によりチェレンコフ光の乱反射を防いでいます。この検出器からのパルスを時間分解能の良いオシロスコープに取り込み、波形観測をしています。


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