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気象・熱環境研究室 地球環境分野

亀卦川 幸浩

亀卦川 幸浩

愛犬

教員名 亀卦川 幸浩
(プロフィール等はこちら)
職位 教授
学位 博士(工学)
専門分野 境界層気象学、都市熱環境学
主な担当科目
(学部)
気象・熱環境学
大気・熱汚染制御
環境流体解析
環境情報処理演習(プロジェクト4)
GIS・CAD演習(プロジェクト5)
主な担当科目
(大学院)
大気科学特論
気象・熱環境学特論
キーワード ヒートアイランド、気候変動、温暖化対策、 気候変動適応策、シミュレーション
研究室の場所 29号館1004号室
メールアドレス kikegawaes.meisei-u.ac.jp

主な研究内容

東京やニューデリー、ジャカルタなど、アジアに集中する多くの巨大都市域では、地球温暖化に加え、都市自身が作り出す高温化現象(ヒートアイランド現象)によって、冷房の増エネに伴う排熱とCO2排出の増加が更なる高温化をもたらす悪循環が懸念されています。しかし、その実態は未だ解明されていません。また、以上の気候変動は、異常高温(熱波)による熱中症被害の拡大や集中豪雨による水害の激甚化といった現実の被害を世界の都市域にもたらしており、今世紀に更に進行する温暖化に伴って被害の一層の拡大が予測されています。気象・熱環境研究室では、以上の都市の気候変動について、そのメカニズムの解明と将来予測、および気候変動の悪影響を緩和するための様々な方策について研究しています。

教員がどんな研究をしているか?

学生がどんな研究をしているか?

卒論タイトルの一覧(過去5年)(クリックすると要旨を確認できます)

年度 タイトル
2019先進的大気観測に基づく都市気象・建物エネルギーモデルの検証
-冷房電力需要量の予測精度解析-
先進的大気観測に基づく都市気象・建物エネルギーモデルの検証
-大気熱収支と人工排熱量の予測精度解析-
先進的大気観測に基づく都市域での起源別CO2排出量の推計
都市気温に対する排熱フィードバック効果の定量化
-ジャカルタと大阪の比較研究-
都市気温に対する排熱フィードバック効果の定量化
-平日・休日のエネルギー需要コントラストに着目した新手法の提案-
2018都市気象モデルで用いられる植生パラメータの計測
都市気温と電力需要の相互作用感度の時空間分布の定量化
都市緑化に用いられる植生面の熱収支に対する蓄熱効果の影響
将来都市気候に対する排熱ポジティブフィードバック効果の定量化
2017ジャカルタへの気候変動適応策導入による健康影響の将来予測
ジャカルタへの気候変動適応策の導入効果予測シミュレーション
室内熱環境の再現性に着目した都市気候・建物エネルギー連成モデルの検証
都市気象・人体熱収支連成モデルによる熱生理表現の妥当性の検証
2017年夏季大阪での住宅における空調室と非空調室の熱環境実測調査
2016LCZ分類にもとづくインド・デリーの地上気温分布の解析
都市気候と冷房エネルギー需要の相互作用感度(PFB感度)の推計
熱中症リスク評価や数値モデル検証に関連する屋内熱環境の計測
雲量の再現性に着目した都市気象・建物エネルギー連成数値モデルの検証
都市気候と空調エネルギー需要の相互作用感度の定量化に向けた数値モデルWRF-CM-BEMの改良と検証
将来温暖化に伴う名古屋都市圏の健康被害予測
岐阜県多治見市における猛暑のメカニズム解明
2015名古屋都市圏の将来温暖化に伴う健康被害予測
大阪市域における気象モデルWRFによる都市域日射量の再現性に関する感度実験
領域気候・都市気候・建物エネルギー連成モデルを用いたジャカルタの気候解析
人体熱収支モデルによる熱生理表現の妥当性の検討
乱流パラメタリゼーションが都市キャノピーモデルの地上気象予測精度に与える影響
大阪城公園のクールアイランド効果の解析
電力需要の気象依存性の視点からの都市気候・建物エネルギー連成モデルの検証
気象庁人工排熱推計手法の妥当性の検証

大学院修士論文タイトルの一覧

年度 タイトル
2018都市気候と空調エネルギー需要の相互作用感度(PFB感度)の定量化とその国際比較 ~大阪事例研究~
2017都市気候と空調エネルギー需要の相互作用感度(PFB感度)の定量化とその国際比較 ~ジャカルタ事例研究~
2016都市気象・建物エネルギー連成数値モデルの熱環境・電力需給予測への実証的適用
2015名古屋都市圏の将来気候変動と温暖化適応策に関する研究
2013大阪都市圏での通年・高密度日射観測にもとづく都市気象・建物エネルギー連成数値モデルの検証 
2013疑似温暖化手法を用いた名古屋都市圏の暑熱環境適応策に関する研究
2012都市気象モデルにおける植生表現の高精度化に関する研究
2010デリー都市圏の現況都市気候と温暖化対策に関する研究
2010WRF/CMBEM結合モデルを用いたデリー都市圏の気温形成過程に関する研究
2009デリーのヒートアイランド現象に関する研究
2008気象・都市熱環境予測モデルを用いたヒートアイランド対策の評価

学生の進路(2005年度~2019年度)

1.卒業生 68名(男子55名、女子13名)+中退1名
	   大学院卒 11名、 学部卒 57名
2.進路
	就職 56名	
	環境分析		 1名
		環境系コンサル		4名
		エネルギー			1名
		情報(ICT関連)		12名
		電気・空調設備・製造業	8名
		土木・建設・不動産	7名
		自営業(農業・小売)	4名
		映像関連			1名
		廃棄物処理			1名
		介護				2名
		金融・商社・流通 		10名
		教育(小中高教員など)	5名
   	[内、上場企業への就職 12名、起業1名]

    その他  3名(結婚、外部進学など)
	就職未決定で卒業 9名

研究紹介

都市の気候変動を予測する独自開発の数値モデル(略称:WRF-CM-BEM)

ヒートアイランド悪循環をシミュレーションできる世界初の数値モデルとして有名です。

WRF-CM-BEM モデル

WRF-CM-BEMによるインドネシア・ジャカルタの気象シミュレーション動画

インドネシア・ジャカルタの気象シミュレーション

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