
環境科学系 >> 研究員・教員紹介 >> エコマテリアル研究室
教員名 | 吉澤 秀二 |
職位 | 教授 |
学位 | 理学博士 |
専門分野 | 材料科学、市民環境学 |
主な担当科目 (学部) |
応用環境化学 環境化学実験 環境機器分析実験 環境材料学 |
主な担当科目 (大学院) |
環境バイオマテリアル特論 環境バイオマテリアル演習・実験 |
キーワード | 温暖化防止、炭素貯留、生分解性プラスチック |
研究室の場所 | 30号館203室 |
メールアドレス | yoshizaw![]() |
地球温暖化の対策として、炭化物(炭)を田畑に大量に散布することにより、地中への炭素貯留を行うことを研究しています。同時に、地中からの温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、チッ化酸素)の発生が抑えられることもわかってきました。炭化物により、作物(植物)の育成が促進されるメカニズムについての研究も行っています。 植物の地下茎(根)に共生する微生物や土壌中の微生物が、炭化物により大幅に増殖することにより、植物の生育が促進されることが期待されています。
生分解性プラスチックの分解性を上げるために、炭化物を添加する研究を行っています。今後、さまざまな用途で生分解性プラスチックが使用されることが予想されています。
自然環境に負荷を掛けないトイレとして、バイオトイレが期待されています。バイオトイレはその場で排泄物を微生物により分解するトイレです。貴重な水資源を汚染することもありません。現在、多摩動物公園内に2基のバイオトイレを設置して長期試験を行っています。
日野市などの自治体の、環境基本計画や緑と水の保全計画、廃棄物処理計画の立案に学生自身が関わって、市民の環境団体と協働する活動を行っています。その過程を卒業研究としてまとめ上げます。