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香川  亘
KAGAWA, WATARU

物理化学,構造生物学,生物物理化学

准教授・博士(理学)

居室:29-1103
研究室:30-B101
wataru.kagawa(以下@meisei-u.ac.jp)

研究室のHPLinkIcon

プロフィールとメッセージ

 1997年 米国ミシガン州・Wayne State大学化学科・数学科卒業。2003年 東京大学大学院理学系研究科 生物化学専攻 博士課程修了。2003-2006年 理化学研究所 基礎科学特別研究員。2006-2009年 同研究所 研究員。2009-2012年 早稲田大学 助教を経て2012年4月より現職。生後1ヶ月でアメリカへ渡り、大学を卒業するまでアメリカで過ごす。

 生命科学/化学を志す皆さんへ  近年、特に生命科学の分野は進展が早く、次々と新しい発見がなされています。生命科学と化学は、今が最もエキサイティングな時代かもしれません。大学時代に初めてタンパク質の詳細な立体構造を見てからその複雑さに魅了され、その形と機能の関係を解き明かす研究を行ってきました。学生の皆さんに、分子や原子(化学)の視点からの生命科学の面白さを伝え、共に世の中にインパクトを与える研究成果を創出していきたいと考えています。

研究課題

  • 相同組換えによるDNA修復機構の研究
  • 細胞核の中で機能するタンパク質・タンパク質およびタンパク質・核酸複合体のX線結晶構造解析

研究例

タンパク質のX線結晶構造解析

 ヒトには2~3万種類の遺伝子が存在します。これらの遺伝子は生命活動に必要なタンパク質の「設計図」であります。生命活動を維持するためには、「設計図」である遺伝子を変異や損傷から守ることは大切です。しかし、遺伝子は、紫外線や放射線などにより日常的に傷つけられており、そのような傷が正確に修復されないことが、発がんや遺伝病の原因となることが分かってきました。生命の基本単位である細胞は、傷ついた遺伝子を直すためのタンパク質を多数備えており、これらの詳細な役割を明らかにすることは、発がんや遺伝病の予防や治療に役立つことが考えられます。
 当研究室では、遺伝子の修復とその安定維持に関わるタンパク質に着目し、その機能を原子レベルで解明することを目指しています。

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主な論文・著書

  • Kagawa W, Arai N, Ichikawa Y, Saito K, Sugiyama S, Saotome M, Shibata T, Kurumizaka H. Functional analysis of the C-terminal half of the Saccharomyces cerevisiae Rad52 protein. Nucleic Acids Research In press (2013).
  • Tachiwana H, Kagawa W, Shiga T, Osakabe A, Miya Y, Saito K, Hayashi-Takanaka Y, Oda T, Sato M, Park SY, Kimura H, Kurumizaka H. Crystal structure of the human centromeric nucleosome containing CENP-A. Nature 476, 232-235 (2011).
  • Kagawa W, Sagawa T, Niki H, Kurumizaka H. Structural basis for the DNA-binding activity of the bacterial β-propeller protein YncE. Acta Crystallography Section D 67, 1045-1053 (2011).
  • Saito K, Kagawa W, Suzuki T, Suzuki H, Yokoyama S, Saitoh H, Tashiro S, Dohmae N, Kurumizaka H. The putative nuclear localization signal of the human RAD52 protein is a potential sumoylation site. Journal of Biochemistry 147, 833-842 (2010).
  • Kagawa W, Kagawa A, Saito K, Ikawa S, Shibata T, Kurumizaka H, Yokoyama S. Identification of a second DNA binding site in the human Rad52 protein. Journal of Biological Chemistry 283, 24264-24273 (2008).
  • Kagawa W, Kurumizaka H, Ishitani R, Fukai S, Nureki O, Shibata T, Yokoyama S. Crystal structure of the homologous-pairing domain from the human Rad52 recombinase in the undecameric form. Molecular Cell 10, 359-371 (2002).
  • Kagawa W, Kurumizaka H, Ikawa S, Yokoyama S, Shibata T. Homologous pairing promoted by the human Rad52 protein. Journal of Biological Chemistry 276, 35201-35208 (2001).

所属学会

  • 分子生物学会
  • 日本結晶学会