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邉 幸夫
WATANABE, Yukio

無機錯体化学,無機分析化学,DDS

講師

居室:29-1106
研究室:30-101
watanabe(以下@chem.meisei-u.ac.jp)

研究室のHPLinkIcon

プロフィールとメッセージ

 新潟県胎内市に生まれる。いままで無機錯体化学・無機分析化学分野を中心に研究を進めてきたが、現在は医薬品やビタミン類の経皮導入に関する研究をはじめ、無機層状化合物のインターカレーション反応に関する研究が中心である。特に経皮導入に関する研究では、導入物質が水に溶けやすいものから溶けにくいものまで幅広くあり、またその種類も医薬品から美容・美白化粧品に至るまで数多くの導入成分について、経皮導入の研究を行ってきた。また導入成分の親水性と親油性の構造的バランス因子、すなわちHydrophile Lipophile Balance(HLB)数というものが、皮膚の表皮(細胞膜の主要成分のリン脂質二重膜のHLB数は5~7)に経皮浸透(イオン導入法と超音波穿孔法など)する際、その導入成分のHLB数が皮膚のHLB数に近いもの程と経皮導入されやすい(経皮導入効率)ということをビタミンB、C、E誘導体並びにコエンザイムQ10などについて調べた。この研究成果に対して、日本美容皮膚科学会(2005年、23回学術大会)から優秀賞を受賞した。導入物質のHLB数というものさしが今後、医薬品等のドラックデリバリシステム(DDS)の構築に向けて、大変有効なものであることが期待できる。また、強い紫外線照射によって発生する皮膚ガンに対して、抗ガン医薬品のHLB数を考慮し、迅速にガン部位に経皮導入することができれば、抗ガン(経皮導入)光学療法として応用することも可能である。今後は、医薬品を中心に医科学分野の研究も進めることにしている。
 尚、『多価アルコールによるHydrophile Lipophile Balance数と経皮導入効果について』の研究は、2007年12月、八王子産学公連携機構第7回研究成果発表講演会において、ポスター優秀賞を受賞される。
α-リン酸ジルコニウム(無機層状化合物)に関する新規な無機有機複合体の調製法の開発については、超臨界二酸化炭素法並びに超音波法の両面から研究を行っている。
 尚、『α-リン酸ジルコニウムへのトルイジンブルーのインターカレーション』の研究は、2005年11月、第21回日本イオン交換研究発表会にてポスター賞選考対象発表としてノミネートされる。
 趣味は読書(古書編纂)、温泉旅行(ドライブ)、音楽鑑賞、日本古来の歴史と庶民の生活様式について、その時代に生きる人間像などに興味をもっている。励ましの言葉は『いかに強敵重なるとも、ゆめゆめ退く心なく、恐るる心なかれ』です。

研究課題

  • 導入物質のHydrophile Lipophile Balance数と経皮導入効果に関する研究
  • 無機層状化合物によるインターカレーション
  • 超音波法による複合体の調製開発
  • 超臨界二酸化炭素法による食品・特定成分の抽出技術の開発
  • 金属錯体の異性体と光学分割に関する研究

研究例

主な論文・著書

  • Y. Watanabe, H. Suzuki, T. Ueda, Vibrational Spectroscopy, 2006, 42, 195
  • Y. Watanabe, H. Suzuki, T. Ueda, Aesthetic Dermatology, 2006, 16, 287
  • Y. Watanabe, H. Suzuki, T. Ueda, Jpn. Esthetic J. 2006, 16, 287
  • T. Ueda, Y. Watanabe, H. Suzuki, T. Ueda, J. Mol. Struct. 2003, 661-662, 391
  • T. Ueda, Y. Watanabe, H. Suzuki, T. Ueda, J. Mol. Struct. 2003, 735-736, 359

所属学会

  • 日本化学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • 日本皮膚科学会
  • 日本DDS学会
  • 日本イオン交換学会
  • 錯体化学会
  • 日本分析化学会
  • 日本熱測定学会
  • 日本分光学会