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上田 豊甫
UEDA, Toyotoshi

物理化学

名誉教授・理学博士

uedatoyo(以下@chem.meisei-u.ac.jp)

研究室のHPLinkIcon

プロフィールとメッセージ

九州は熊本市の生まれ。東京大学理学部化学科を経て、同大学院化学専攻修了と同時に理学博士を取得しました。日本学術振興会の奨励研究員として1年間東大島内研で過ごし、博士研究員としてスイス・チューリッヒのETHに1年半、アメリカ・ボストンのMITに1年留学しました。1971年本学助教授に就任、75年から教授です。72年以来早稲田大学講師も続けています。
専攻は構造化学、赤外線吸収とラマン効果を利用した振動分光学が中心です。核酸の立体構造を推察する手掛かりとして核酸のラマンテンソルも追究しました。核磁気共鳴や質量分析のスペクトル解析も得意でした。現在は生物医学、あるいは化学医学というべきものに挑戦しています。具体的には医薬品等の経皮導入法の開発、院内感染防止のための内視鏡等の洗浄・消毒・滅菌機の開発に努力しています。
21世紀は、持続的発展の可能な社会を築くために地球環境を保全することが最重要です。ACER(アジア環境研究センター)の一員として、その為に微力を尽くしたいと願っています。

研究課題

  • 核酸・蛋白質の振動分光学(特にラマンテンソル)による構造化学的研究
  • 医薬品等の無痛経皮導入法の開発と導入物質の非侵襲光学的検出
  • 内視鏡等の洗浄・消毒・滅菌機の開発

研究例

美しくなりたい!! そんな貴女の夢をかなえる経皮導入法の開発と検証

美しい女性は人の心を虜にします。お化粧をすれば確かに美しくなりますが、上っ面に塗るだけですので洗えば元の木阿弥です。近年、美白剤や医薬品を望みの場所に無痛で導入することができるようになりつつあります。体の中からきれいに健康にしようという方法です。イオン導入法、超音波穿孔法、電子穿孔法と3つの新しい経皮導入法について、開発と検証を行っています。下の図は、L-アスコルビル-2-リン酸ナトリウム(APS)のイオン導入を毎日1回2週間続けて行ったときの前と後の写真です。シミが薄くなり、シワも浅くなっています。右側の図は30倍に拡大したものです。シミとシワの改善が3人ともはっきり認められました。私の専攻は物理化学ですが、現在は対象を生命に拡大して生命医科学を研究しています。この他にも、医療機器の洗浄消毒滅菌や寝たきり老人の全身洗浄の開発と検証を行っています。一緒に研究してみませんか。
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主な論文・著書

  • T. Ueda, R. Yano, M. Ohno and S. Iwashima, "Effect of Overcrowding on Mass Spectra of Aromatic Hydrocarbon", J. Chem. Soc., Perkin Trans. II, 1195-1198 (1985).
  • T. Ueda, S. Iwashima, J. Aoki and M. Takekawa, "Complete Assignment and Additivity Rule for 1H and 13C Chemical Shifts of Non-Planar Nonacyclic Aromatic Hydrocarbons", Mag. Res. in Chem., 33, 95-103 (1995).
  • T. Ueda, Y. Watanabe, H. Suzuki, 「The ATR noninvasive detection of transported medicinal ions and the performance of newly designed iontophoresis instruments」, J. Mol. Str., 735-736, 359-365 (2005).

所属学会

  • 日本化学会
  • 赤外ラマン研究会
  • 応用物理学会
  • 分子科学研究会
  • 質量分析学会
  • 分光学会
  • 光化学協会
  • 日本美容皮膚科学会
  • 日本医科器械学会