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日高 久夫
HIDAKA, Hisao

物理化学,界面科学,光化学

名誉教授・理学博士

hidaka(以下@chem.meisei-u.ac.jp)

プロフィールとメッセージ

国際的な研究室を目指しています。カナダ・コンコーディア大学、イタリア・トリノ大学、フランス・リオン国立中央科学院(CNRS)、スイス・ローザンヌ工科大学(EPFL)、ドイツ・太陽光利用研究所、中国・科学院感光化学研究所との学術共同研究を20年近く行っています。各研究機関の研究者と相互に長期または短期滞在し、実験を進めています。さらに、e-mailなどで情報交換を頻繁に行ったり、国際会議に参加した際、共同研究の打合せをして、アメリカ化学会誌やヨーロッパの学術専門雑誌に共著で論文を多数発表しています。また、各国の研究者を招聘して、毎月国際セミナーを開催しています。是非ふるって参加して下さい。
Scienceの世界では、独創性(originality)が最も要求されます。大学時代には知識や情報を吸収するだけがなく、自分で問題点を見出し、良く考え、創造する喜びを味わってほしいものです。“地球にやさしい化学”をモットーに一貫して安全でより良い環境を保つための研究を進めてきました。21世紀の世界は若人のやわらかい発想に期待します。国際感覚を持った、ロマンあふれる人材を育てることを目標にしていますので、関心がある方のいつでも研究室への訪問を歓迎します。
趣味はジョギング、テニス、音楽鑑賞、その他読書です。理学的センスと芸術など人文科学のバランスを取りたいと願っています。

研究課題

  • 太陽光エネルギーを利用した環境水質汚染物質の光触媒分解処理に関する研究
  • 紫外線照射下でのDNAダメージおよび保護に関する研究
  • 環境ホルモン、農薬、染料、水溶性高分子の無機化および無害化に関する研究

研究例

太陽光エネルギーを利用した環境水質汚染物質の光触媒分解処理に関する研究

(1)有害な化学物質の水溶液に、二酸化チタン( TiO2 ) と呼ばれる白色の触媒を入れ、酸素(空気)存在下で光(紫外線)を照射すると分解反応が起こり、無害な物質に変えることができます。例えば、下に示すような化合物に含まれる炭素は CO2 ガスに、窒素はアンモニウムイオン( NH4+ )と硝酸イオン( NO3- )になります。この分解反応は、有害化学物質による環境汚染の防止に役立てることができます。

メチレンブルー(青色色素)
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*光触媒の作用によって、青色物質が分解されて、無色になります!

(2)研究室の建物の屋上で写真に示すような二種類の反応装置を使用して太陽光を照射し、大量の汚染物質を分解処理する研究プロジェクトを進めています。是非見学に来てください。大歓迎です。

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主な論文・著書

  • H. Hidaka, H. Honjo, S. Horikoshi and N. Serpone, Photocatalyzed degradation on TiO2-coated quartz crystal microbalance. Adsorption/desorption processes in real time in the degradation of benzoic acid and salicylic acid, Catal. Comm., 7, 331-335 (2006).
  • H. Hidaka, T. Sadunishvilli, J. Ramsden, V. Aplakov and K. Kvestadze, Environmental contamination and phytoremediation technologies, Agronomy Agroecology, 9-21 (2006).
  • P. Calza, C. Medana, C. Baiocchi, H. Hidaka and E. Pelizzetti, Light-induced transformation of alkylurea derivatives in aqueous TiO2 dispersion, Chem. Eur. J., 12, 727-736 (2006).
  • N. Serpone, A. Salinaro, S. Horikoshi and H. Hidaka, Beneficial effects of photo-inactive titanium dioxide specimens on plasmid DNA, human cells and yeast cells exposed to UVA/UVB simulated sunlight, J. Photochem. Photobiol. A: Chem., 179, 200-212 (2006).
  • H. Hidaka, K. Ajisaka, S. Horikoshi and T. Oyama「Photodecomposition of Amino Acids and Photocurrent Generation on TiO2/H2O Electrodes Prepared by Pulse Laser Deposition」Catal. Lett., 60, 95-98 (1999).
  • H. Hidaka, Y. Asai, J. Zhao, K. Nohara, N. Serpone and E. Pelizzetti,「Photoelectrochemical Decomposition of Surfactants on a TiO2/TCO Particulate Film Electrode Assembly」J. Phys. Chem., 99, 8244-8248 (1995).
  • H. Hidaka, J. Zhao, E. Pelizzetti and N. Serpone「Photodegradation of Surfactants 8: Comparison of Photocatalytic Process for anionic DBS with Cationic BDDAC on TiO2 Surface」J. Phys. Chem., 96, 2226-2230 (1992).

所属学会

  • アメリカ化学会
  • 日本化学会(コロイドおよび界面化学部会)
  • 日本油化学会