buttun01.gifbuttun02.gifbuttun03.gifbuttun04.gifbuttun05.gifbuttun06.gifbuttun07.gifbuttun08.gifbuttun09.gif

担当教員

教授 薬学博士 清水光弘

クロマチンの分子生物学、遺伝子発現制御機構

真核生物において、ゲノムは「DNA→クロマチン→染色体」といった階層的な構造を形成して、核内に収納されている。ゲノムプロジェクトの大要が終焉を迎えたポストゲノム期において、遺伝子の機能制御を理解するためには、ゲノムの階層構造という視点から遺伝子発現制御機構を研究することが重要であると考えている。私の研究室では、出芽酵母をモデル生物として、「DNAの高次構造」、「クロマチン」、「転写制御」をキーワードにして、独創的な研究を目指している。

准教授 博士(農学) 須賀則之
分子生物学、細胞生物学、生化学、遺伝学

クロマチン構造に関する研究
ヌクレオソーム間相互作用の解析
クロマチン結合タンパク質の解析
再構成ヌクレオソームによる解析
遺伝子の転写制御の解析

教授 理学博士 原田久志 超音波または光を用いた化学反応の研究

超音波または光を照射することにより誘起または駆動する化学反応系についての研究を行っている。具体的な研究内容としては、超音波照射が化学反応を誘起する過程やそれを利用した化学反応の進行(超音波化学反応または先触媒反応系との複合化による超音波光触媒反応)について実験を遂行している。いま特に興味を持っていることは、これらの反応系が炭素循環過程(再資源化)に貢献できるのではないかということである。

准教授 博士(理学) 冨宿賢一 応用微生物学、有機合成化学 生体内で様々な代謝反応をつかさどる酵素を用いる物質変換法は、温和な条件下で利用可能であり、環境にやさしく省エネルギーを可能にします。環境調和型の物質合成プロセスの基盤となる、新規かつ斬新な酵素・微生物触媒反応を開発し、有用物質の合成へと展開する研究を進めています。有機化学や酵素化学、応用微生物学等の知識や技術を最大限に用い、研究を行っています。

教授 博士(農学) 田代 充 生物分析化学、構造生物学

核磁気共鳴法(NMR)およびエレクトロスプレーイオン化質量分析法(ESI-MS)を主な分析手法としてタンパク質および糖などの生体物質を解析している。NMRでは水素や炭素などの原子核を観測し、質量分析法では対象物質をイオン化して質量電荷比により、質量を測定する。研究分野としては(1)タンパク質—リガンド分子間相互作用の解析、(2)タンパク質—結合水の解析、(3)アルミニウム含有物質の解析、などである。(1)および(2)に関してはNMRの測定手法の開発も併せて行っている。生物分析化学の立場から、タンパク質および糖などを対象として、構造と機能の観点から解析を行っている。

教授 理学博士 松本一嗣 生体触媒化学、有機合成化学

研究のキーワードは2つ。1つは、「生体触媒」。酵素や微生物などの細胞(多くの酵素を作り出している)を、生体触媒という。生体触媒は、温和な条件下で有機反応を促進させるので、合成的に極めて魅力的である。もう1つのキーワードは、「光学活性体」。医薬品をはじめ、光学活性体の重要性が増している今日、新しい合成手法の開発が期待されている。そこで、生体触媒のもつ機能を活用した光学活性体の新規合成法開発を中心に、有機化学・生物化学の境界領域の研究を展開している。

教授 博士(理学) 三塚義弘 (専攻主任) 無機化学、錯体化学、分光化学

遷移金属錯体の配位子場準位間電子遷移の観測と解析、遷移金属錯体の振動スペクトルの観測と解析、Ti/SiO2ナノ粒子の合成とその機能、などを中心に研究を行っている。

准教授 博士(理学) 西條純一 無機化学、磁性

一つ一つの電子は「スピン」と呼ばれる性質を持ち,小さな磁石のように振る舞います。大多数の分子では逆方向を向いた電子2個がペアを作って互いの磁力を打ち消してしまうのですが,「ペアを作っていない電子」を持つ分子も存在し,そういった分子をうまく積み上げて結晶にすると「分子から出来た磁石」を作ることが可能です。 さて,化学の力を使うと,分子に様々な機能を組み込んだり,分子の形を少しだけ変えてその性質をちょっとだけ変えるといった事が可能です。それをこの「分子から出来た磁石」に適用するとどんなことが出来るでしょうか?「磁力を自在に制御する」(より強い磁石を作る)とか,「磁力だけでなく,電気伝導性などの様々な機能を同時に示す物質」が作れるかも知れません。光を当てている間だけ磁石になる物質や,電流を流すと磁力が消える磁石,なんてものだって不可能ではありません。もちろんそういった「凄い磁石」を作るのは一筋縄ではいきませんので,なかなか大変なのですが…… 私たちの研究室では,新しい分子を考えてそれを合成したり,既に知られている磁性分子を組み合わせて新しい結晶を生み出したり,出来た結晶の磁性を測定したりと,日々新たな面白い磁石を生み出すための研究を続けています。

准教授 博士(理学) 香川 亘 物理化学、構造生物学、生物物理化学

ヒトには2~3万種類の遺伝子が存在します。これらの遺伝子は生命活動に必要なタンパク質の「設計図」であります。生命活動を維持するためには、「設計図」である遺伝子を変異や損傷から守ることは大切です。しかし、遺伝子は、紫外線や放射線などにより日常的に傷つけられており、そのような傷が正確に修復されないことが、発がんや遺伝病の原因となることが分かってきました。生命の基本単位である細胞は、傷ついた遺伝子を直すためのタンパク質を多数備えており、これらの詳細な役割を明らかにすることは、発がんや遺伝病の予防や治療に役立つことが考えられます。  当研究室では、遺伝子の修復とその安定維持に関わるタンパク質に着目し、その機能を原子レベルで解明することを目指しています。